クラウンノナミダ。

クラウンは正直になれない。だから、おどけ、ふざけ、笑われようとする。不器用な小心者のねじれた日常。

疲れた。

最近やりたい事がたくさんあったはずだし、
今やっている事は好きな事のはずなのに、
全くやる気が出ない、やりたくない、拒否、までの感情に支配されて
頭が痛くてしょうがない日々を送っている。

家族は、悪霊でも来てるんじゃないかと御寺参りをする意味不明さで、
それもまいっている。

俺自身の身体を一切気遣わないあたりが、とにかく、心が寂しい。

アレキシサイミア

って言葉を知って、そうだと思うつもりはなかったけど、
確実にこの2,3年でそこに近い所にもってかれた感覚はあって
だけど、この会社はそんなのはお前が弱いからだ、で片づける会社なことも間違いなくて。

上司は「お前、名前・・・誰だっけ」と会議で言い放つし、
現場で顔を見るなり「お前、何でここにいんの?」と笑うし、
「で、俺の名前、わかります?」「え?え?えー・・・」って濁すんだぜ。
何十人の部署ならいいよ。
たかだか11人だぜ。
しかも上司のけたら部下なんて8人しかいないんだぜ。
勤務管理者なんだぜ。
まじで、人の上に建つ資格ないぜ、あれ・・・。

いつ、今の会社を辞めるべきか、考えている。

3か月前…には言わないとなんだよな、と思って、
9月いっぱいで辞めようと思ったら、
6月末には言わなきゃいけないんだよなぁと思うと、

8月にイベントの仕事してくれだとか
未来の話がどんどん出て来ていて、
秋以降の話は避けないといけないなとずっと考えている。

ただ、そのやる気も無ければ貯金も少ないわけで、
はて、どうしたものかと頭も抱えるわけである。

でも、ただ、とにかく疲れたんだ。それは事実。

疲れた。

もう、疲れた。

ほんと、死にたくなってる。
定期的に、死にたくなってる。
また、死にたくなってる。

いやだいやだいやだ。

この2年とこれからと。

決起集会。

先輩に
「某先輩のあいさつがなかったの気づいた?」
と言われて、青ざめた。
そこに気を遣えなかった自分を恥ずかしく思った。
最悪だ。

その前に、
なんだか嫌な予感はしていた。
そもそも、楽しい決起集会になる気がしていなかった。

うまく説明できないが、事務的な決起集会にしか見えなかったというのがある。

皆が、仮面をかぶって参加しているように見えたのは、
俺の思い込みなのだろうか。

最初はつつがなかった。ように見えた。

後半、社長と対面した。
文句ばかり話している自分が嫌だった。
「なんでお前、そんなにネガティブなんだよ」
「人に変わることを求めんなよ」
と言われて、カッとした。

ごもっともだけども、社長が言う言葉じゃないだろ。
と思う。

「俺だってこんな人間になりたくはなかった。」
「そういう人間になってしまうような環境において、
 横暴な上司に山ほど振り回されて、自信をへし折られて、
 部下がどんだけ虐げられてきたか知らないから
 そんなこと言えるんですよ!」
と言ったけど、通じていたら、こんなことにはならない。
それでものし上がって来い、だと。
昇進のない俺に、それ、言う?

クラッシャー上司の下で3年も働いていたら、
どんなに前向きに頑張っていても、理不尽な理由でへし折られて、
ダメ人間のレッテルを張られて、心調が悪くても、お前のせいにしかならない。
理不尽しかなかったこの2年間。

その、職場の悪環境を全く理解しない社長。

最終的に

「皆、俺みたいになればいいんだよ!」

などと言い出した。

俺みたいにポジティブになればいい、という意味でもあるんだが、それ以上の意味もある。
本当にそういう意味で言っているのである。

“俺のような仕事力、ポジティブシンキン、俺みたいな教養、俺みたいな・・・以下略”である。

ドン引きした。

社長がこの考えで経営しているかと思うと、ドン引きした。
この会社、未来が見えないって思った。

個性も、個人の差も、適材適所もへったくれもないじゃないか。
お前の際立つネガティブポイントは悪だ、とでも言いたいようだ。
そして、俺みたいになればいい、それが正義のように語られたことに、
そんな否定に、吐き気がした。

そういう意味で言ったんじゃないよ、と言いそうではあるが、そういうことではない。

言葉は、言霊だ。

思いのない言葉は口から出てこない。
その言葉は、そのままの意味が強い。
・・・し、その言葉そのままの意味じゃないんだよ、などと、社長が言ってはいけないだろう。


「今、すごく上司に恵まれてるんだ!」
「今の会長は何も言わない。何でも好きにやらせてくれるんだ!!」

あなたはいいでしょうね。

そのせいで、社長になりたい中間管理職は媚売りのためにすべて言いなりさ!

お客さんのことなんて誰も考えちゃいない。


・・・・・


2年前、異動など知らぬわと通常以上の仕事を吹っ掛けられ、
異動前から2倍の仕事をしていた。
すでにスタートから疲れていた。

仕事はどんどん振られてきた。
終わらない仕事。
「なんでお前、そんなに仕事してんの」
と、数分前に仕事を吹っ掛けた本人に言われた。
お前、さっき俺に仕事振ったろ。

普通なら4~5人で1週間かけてやる仕事を
他にも仕事を抱える人間2人にやらせて、
「素晴らしいでしょ、俺!」と自分がすべてやったかのように
鼻高々に常務会で報告していた上司。
でも、彼は何もしていなかった。
毎回、朝までやって何とか乗り越えていたが、
限界がきて2人して遅刻した日がある。
こいつら、ほんとにダメなんですーと、つるし上げだった。
まともに仕事もできない奴らというレッテルを貼られる。

悔しくて企画書を出した。
求められたら出そうと思ってたやつだ。
今まで温めていた企画書だ。
そして、俺がずっとやりたかったことだ。

上司は自分が考えましたというように、社長にあげた。
コンセプトも、コストダウンもきちんと考えていた。
すべて無視されて、都合のいいように改変された。
わけのわからないことが下りてきたので、
仲間と一緒に社長に直談判した。

責任は俺にすべてあるかのように始まった。
それはいいとしても、
一緒に心中するつもりだ、などと嘘を吐かれて、
最終的には上司の改悪もすべて俺がやったことになった。
俺のミスはお前のミス、
お前のミスは極限まで大げさにお前のミスだ、状態だった。

3か月近く経ったころ、とにかく死にたくなっていたことは確かだ。

病気だという診断はなかったが、過労状態だとは言われた。
不健全な肉体には不健全な思考しか宿らない、と。
ま、そうだと思う。
あの頃ほどではないにしても、今も不健全だから、
健全な思考だとは思わないが…。

その時期に、新しい仕事に誘われた。
こんなめちゃくちゃな状態で、お前も続けたくないだろう?と
意味不明になだめられた。次の仕事に都合よく引き抜くためだ。
心中するといった企画をぼろぼろに使い、直すことなく、ごみ箱に捨てた。
捨て駒の俺を、墓場に持っていこうとしていた。
すでに新進ボロボロだった俺に、とどめを刺そうとしてたと、俺は思ってる。

始まる時から人が少ないのはわかっていて、
どう考えてもむちゃくちゃな内容だった。
中間管理職が、社長への媚売りのために手を挙げた企画で
出社時間も退社時間も不明瞭でクラッシャーリーダーのもとに
スタートさせるものだった。

クラッシャーリーダーには、上司も逆らえない。
意味不明でだろ?ウチはそういう会社だ。
その通りに部長が動いただけ。
それがどれだけ大変かわかっていたから、
俺は断ったわけだが、信じられないという顔をされた。

同じ時期、は家族が癌を再発した。
自分はすでに癌で片親を亡くしている。
残った親の両親も死んでいる。
俺しかいない。
逆に仕事量を少し減らしてほしいといった。

大変なのは、皆同じだ、お前だけ仕事を減らせるか。
それよりも新しい仕事を断るなんて、信じられない。
お前はできない奴だ。使えない。

と罵倒された。
とにかくこの時期は、ダメな奴だ、できない奴だ、と言われた記憶がうっすら残ってる。

あの時、兄様の電話がなかったら、
本当に足を踏み外していたかもしれない。
励ますでもなく、慰めるでもなく、
寄り添ってくれたあの言葉を、俺は忘れない。

あんなに死にたくなっていた自分は嫌いだ。

半年間逃げた。
どんどん自分がひねくれていくのが分かった。
何やったって認めてもらえないのだと思うと、
1つ1つやることがいい加減になっていったように思う。

同時に兄のところで何とか仕事をしようと必死になったし、
鬼ほど通った。
あの時間だけが、俺にとっての唯一の癒し時間だったと思う。
どんな複雑な立場であろうとも、
自分が必要とされるようなことをしていたかった。
利用していたのかもしれない、と思う。
決して相手に無理強いをしたことはないという点では胸を張れる。
謙虚でいながら、相手の求めることをしようと、一生懸命になれた。
そういう意味では、この時期から生きるバランスを取り始めたのかもしれない。

半年経った。
新企画がなかなか波に乗らず、あと3か月で目標を達成できなければ
あの企画は終わるらしいという話が耳に入った。

上司に呼ばれた。

人手が足りない、手伝ってくれと頭を下げられた。

3か月だけ、と言われた。

本当に3か月だけですね?と確認した。
ああ、といった。

嘘だった。

まず、まともに引き継ぎもさせてもらえなかった。
3か月間2重生活をした。
今までの仕事の時は、遅くまで仕事していたら死ぬほど罵倒されたのに
その企画に関しては、文句ひとつ言わなかった。
むしろ、見てすらいなかった。
ある意味、逃げられていたかもしれない。

だが、クラッシュリーダーのそれはひどかった。
いいものを作るために、昼夜は問わず、休みも問わなかった。
だが、リーダー自身は自由に休んでいた。
疲弊した。とにかく、疲弊した。

3か月超えても、俺が元の仕事に戻ることはなかったが、
企画が終わることになった。
だが、今まで以上にリーダーが燃え始めた。
疲弊してたのに、さらに疲弊して、気が狂い始めた。
俺は、文句ばかり言うようになった。

抜け殻状態になったんだと思う。

春から、今までやりたかった仕事に戻ってきた。

欲がなくなり、とても淡々としている。
頑張る気力がない。
悲しい。
文句しか得言えず、
新しいことをやろうという気持ちの沸かない自分に
嫌悪感すら抱く。

社長面談があった
「何でもいい、言いたいことを言って。」
と言われたので
「特にないです。」
と言った。
「なんで」
「いや、何を話そうかと考えたくらいです。言うことがないです。」
「なんだそれは。」
最終的に

「お前、好きなことしてキラキラしてるやつだっただろ?」
「なんでそんなに元気がないんだよ」
と言われた。

社長相手に、悔しくて情けなくて腹立たしくて泣きそうになったのはそこが初めてだ。

半年かけて、いや、この2年で疲弊して、抜け殻になってしまった、と言ったら
笑われた。
「なーにいってんだよ。」
と一蹴された。

人の悩みに大きいも小さいもない。
でも、人の苦労は人には伝わらない。伝えるものでもない。

だけど。

だけど。

何も見てない、その人に、ついていくのはもうやめようと思った。

理解してやろうという姿勢は一つもなかったから。

理解してもらいたくていったわけでもないし、
隠したくて話さなかったわけでもないのだけど、
コミュニケーションを感じなかった。

この人は信じるに値しないと思った。

見てないから。

なにも、見てないから。

見ようとしてなかったから。

で、
「皆、俺みたいになればいいんだよ!」
ですよ。

・・・・・

自分が何のためにこの仕事を始めたかすら、わからなくなっている。

そして、この会社を選んだことが嫌になり始めている。

完全に迷路だ。

涙が止まらなかった。
あんなに泣いたのは久しぶりだ。
情けない。

あんなに夢をもってこの仕事を希望し、
この会社に入って、
やりたいことを形にすべく頑張ってきたのに、
政治の道具としてしか、
今の会社では作品が扱われない。

この2年で、俺のやることの信用もなくなっちまった。

スイッチを切り替えよう。

兄様のところへ、行くんだ。

お前が言うなら、変ってことだな。

珈琲姉さんの違和感の話の続き。

ずっとかえるさんとやりとりしている。

俺が違和感を感じていた話を
かえるさんは兄者に伝えたらしい。

「「クラウンがいうなら、それは、変だな。」だって」

とかえるさんより連絡。

どういうこと。

俺が変だと思ったら変ってどういうことだよ。

信用されてるってことなのか何なのかさっぱりわからない。

まったく・・・なんなんだよ、俺のポジション。

想定外の夜明け。

弟の誕生日企画。
客で行って前で楽しんで。
誰と会うでもなく、こっそりと。

終わって、道路挟んで向かいから、待ちの様子を眺めていた。
冬のように寒いから、しっかり着込んでー。と連絡した。

しかし、すごい人だった。

皆、直接プレゼントを渡したいんだろうなとか
声をかけたいんだろうなとか、そういう波だった。
人だかりがすごかった。

しばらく街に消えていくのを眺めていた。
皆、散っていった。

自分もどこかでご飯を食べようとふらふらしていたら、
懐かしい通りにいることに気が付いた。

あの時の場所だ。

そう思った瞬間に、靴ひもを結ぶ兄の姿が目に入った。

気持ち悪い自分に苦笑いしながら、声をかけた。
後ろからメンバーがきていた。
そのまま逃げるように去るわけにもいかなくなった。

自然と合流した形になった。
違和感なく受け入れてくれた弟よ、そしてかえるさん、ありがとう。
ごめん、気持ち悪くて苦笑

目の前にはまさかの緑さん。隣には兄さま。

なんかいろいろ話した笑

過去のグループの元管理さんのことを絶賛していた。
お客さん目線を持った素晴らしい仲間だったと。
雇おうよ、兄さん、とごり押しの弟。
胸がチクチクする。俺、なんかできてるかなって意味で。

この夜、ずっとそれは続いた。

ただ、べろんべろんの弟の肩を担ぎながら、
今日のコーラスはぎりぎりだったとか、
あそこはかっこよかったとか、あーだこーだしゃべるのは楽しい。
こういうやり取りをするたびに思う、
弟にとって、兄ににとって、俺ってどういうポジションなんだろうと。


そのままカラオケになだれ込む。


兄さんも笑いながら付き合ってくれるあたりは優しい。
入って早々グループ祭り。自分好きやな!笑
死ぬほど歌ってた。歌い足りないとか、馬鹿か笑

緑さんが、俺のために歌い上げてくれたのは、絶対忘れない。
見直した。緑さん、こんなにうたスキなんだと笑

お祝いして、大好きなグループを大熱唱するっていう謎のタイム。

本物を前に歌い上げるとか、とんでもないことをしたもんだぜ・・・俺。

そのまま弟を元管理と緑さんが連れて帰り、
なぜか俺は兄と一緒に家の前にいた。

明日、どうしても外せない仕事があるというので、
モーニングコールしてあげようとは言ったが、
家に泊まるなど言っておらぬぞ、兄者よ。

しかし、ここまできて、タクシー代を持つ勇気もない
(だいぶ遠くまで反対向いて走っていた)

そのままなだれ込んだ。

思わず部屋を見まわしたら、
照れ笑いを浮かべながら「狭くてごめんな」といった。
こんなもんでしょ、一人暮らしって。
それより、俺はここからいくつもの素晴らしい作品が生まれているんだ
ということの方がわくわくした。

気持ちよく酔っていた兄は、服を脱いでそのまま布団に入った。
おいおい、さらけ出しすぎ。下半身見えとるぞお前。気を遣わんかい。
そして、お風呂の蛇口をひねって、お風呂どうぞー・・・
と言った後は、すやすやと寝息。

・・・ちょっとまて、俺の布団はないのかよ爆

自由だ。
こいつ、自由すぎる。

完全に友達が家に来ました、ご自由にどうぞ状態じゃねーか。

お前-------!!!!!

夜中そのまま出ることも考えたが、さすがに明日の朝起こさないのもまずい。
かといって、何も持ってきてないで、風呂に入るほど無防備なこともない。
静かに蛇口をひねって止め、悩んだ末、ビーズクッションを手繰り寄せて、
ロングコートをかけて寝ることにした。
布団に潜り込むようなバカは考えなかったぞ。さすがにな。

いつかのどーむのパスが、壁に貼り付けてあった。

胸がギュっとした。
なんだ、なんてかわいいじゃないかと思った。

少しだけ、寝たと思う。見事、次の日に寝違えた。
朝は早い時間に何度も目が覚めた。
予定時間より少し早い時間に無事に起こすことができた。
はい、お願いだからまずはズボンをはこうか笑

着替えのために飲み物を買いに出た。
ついでに自分の身支度を整える小物も買いに出た。
結果、ホテル泊まるより高くついた笑

おかしかったのは、朝起きて一番に弟の客の話になり、
弟をどう輝かせるかという話になり、
最後の最後まで弟の話だったことだ。

2人してずっと弟の話してんだぜ、おかしかったよ。

どんだけ好きなんだよ。

風呂入りながら戸を開けてしゃべって
顔洗いながらしゃべって
コーヒー飲みながらしゃべって
支度しながらしゃべって
道中しゃべって
電車に乗るまでしゃべって

女か!というくらい良く話した。

後でわかることだが、
自分の部屋に入れたがらない人だと、かえるさんから聞いた。


俺は一体、どういうポジションなんだよ。

あと、歌メッチャうまいね!と言われたのは、何かのご褒美だと思う。
お酒の力と、寝ぼけてて、忘れてくれればいい。
本物に言われることほど恥ずかしいことはない。
俺は、かつてカラオケ教室に通う人に歌が下手だと言われた人間なんだぜ。
あれで自信なくしたんだぜ苦笑
だから、嬉しかった。
あの曲も、俺、めちゃめちゃ歌うんだぜ。
本物を前に、絶対歌わないけど。


夜はこっそり、弟のおしゃべり企画へ潜入。
昨晩のことを聞き出そうと客は必至だったが、
見事に口を割ることはなかった。
本当によくできた子だ。後ろめたいものは何もないけれど、
変な疑いをもたれるものは隠し通す。素晴らしい。
おそらく、元管理の名前を出して確信を持ちたかったのだろうと思う。
あと、最近兄の仕事場によく来る人のほとんどを弟の方でも見るっていう複雑さな。
所詮、今、兄を追いかけてる人は、皆、弟流れなのだ。
本当に昔からの客で、場所問わず追いかけてるのは俺くらいじゃないのか。
それが、つらかった。

しかし、あれだ。
あの企画、中途半端な時間まで残して、
女を歌舞伎町に野放しにしたらあかんて。
今度、機会があれば、それは忠告しておかんとな・・・。
紳士さは大事だぜ、弟よ。

すごい週末だったと思う。
兄の家に泊まるのは予定外だったが、
それ以上に兄が俺をどう扱ってるのかよくわからなくなった。
管理人として使ってくれたのか、仲間として頼ったのか。
でも、相手としてのソレ的な扱いはなかった。

そういえば、前もそうだった。
地元に来た時に宅飲みした時もそうだった。
普通に招き入れてくれたのだった。
こちらは遠慮したのに、だ。

かえるさんの言葉が、よけい頭をよぎる。

俺、いったい何なんだよ。

密かに楽しんだ週末

にーさんにだけ連絡していったら、見事にいっぱいいっぱいだったもよう。なんかなーほんと、自分には応援してくれる人が全てだ!!って空気感すごかった。楽しかったが、その背景に見えるものがわかるから、胸が痛い。頑張ろう、頑張ろう、兄さん。俺も頑張る。

 

やはり近しい人への信頼を失うことの悲しさな…お姉さんからの憔悴しきってた、の言葉に、近くにいてあげられないつらさもあるよ。前に話は聞くよ、言うたけど、こちらから声かけた方が良さそうだな、と思った。うざく内程度にな。

まぁ、今回こっそり見に行って、こっそり帰ったけど、おかしかったのは、泊まったとこの近くで打ち上がってたこと笑 なんや!声かければよかったやないかい。と弟に連絡。今度は弟に連絡をとろう。スマホ依存してる人の方がよいわ。うん。

己も担当が終わったからな。いよいよにーさんの手伝いだ。4月からのこともある。気合いが入るぜー。

あと少し、踏ん張る。

2月の奇跡を、近いうちにメモしておかねば、と思いつつの3月。

異動があり、辞令を受け、今まで通りの仕事に戻り、ひたすらのひきこもり作業。

異動はしても区切りの3月いっぱいまで仕事は変わらない上に増える。

とにかく、今は、日曜の夜から家に帰っていない。

帰らなくてよいように荷物を作ってきたせいもあるが、本当に風呂に入りたい・・・と思うほどには酷く住みついている。

理由は単純だ。

俺の仕事が遅いからだ。

何もつかめないままの5回目。とにかく俺の悪い癖が炸裂中。話が行ったり来たりして要素が多すぎる、と言われた。

ごめんなさい。




最近の心の調子から言うと、家に帰れば仕事から逃げたい病が本当に凄いのだ。直ぐに横になりたくなるし、動けなくなるし。ダラダラ過ごして時間ばかり過ぎてしまう。そして、目をつむると本当に起きなくなる。やばい。人間として、やばい領域なのだ。

会社でもそれが無いとは言えない。ただ、重い腰を上げて移動しなきゃならなかったり、機材が無くて家では0.1ミリも何もしない出来ない環境に居るよりは、少しでも何かに手をつけられる強制的環境があるだけマシ、というだけのこと。

おきられないことが怖くてソファで寝るようになってもう3年以上経つのだが、それでも寝られるようになってしまった・・・。

とにかく担当中はそんな怠け癖(なのかもう精神披露甚だしいか判断が出来ない)を出して周りに迷惑をかけるわけにはいかないのだ・・・これをあと半年続けたら、多分、俺、鬱になるわって思う苦笑

これが最後だから、なんとか踏ん張るしかない。

楽しみが週末に待っているじゃないか、なぁ?


あと3日。あと3日だ。乗り切れ。死なない程度に乗り切れ。



・・・・・


2月の事は、粉の踏ん張りに力をくれた。

ありがとう兄さんたち。

徐々に仕事が振られつつある。

にーさんから連絡。
会場から無事に岐路に着いたらしい。
疲れているだろうに深夜2~3時まで次の事を考えているのだから、静かに支えてやりたいと思うばかりだ。

編集できる?との質問。

前にもざっくりとそんな話をしていた。

そう、札幌の話を聞いた時だったかその前だったか。

俺ができる事は何かという話をしていた流れで、その話が出たのだ。

だから覚悟は決めていた。機材を揃えなければと思っていた。

俺でよければ、俺のセンスでよければ、スケジュール次第でお受けできます、と。

最悪、深夜に作業するのも手だが・・・それで去年6月に失敗している身だから下手はこけない。

加えて、今以上に現場から離れるのだから、容易ではなくなる・・・その辺がシビアだ。

とりあえずソフトから揃えよう。

そして、故障中のパソ子を修理しなければならない。

そろそろ誕生日の事も考えてやりたいのだが・・・

そこに力を入れるのは、もう違うのかも、しれない。

俺の作業したものが商品化する、かもしれない。

震える。

なんとか、なんとか去年の6月の実績を背に、期待を裏切らないものを作ろう。

あと、過去のDVDも見ておこう・・・いい加減開封せねばな。

そして、サイトの方にも手をつけなければ。

やる、やるよ。俺は。

近くに居ない分の仕事はしようず。