クラウンノナミダ。

クラウンは正直になれない。だから、おどけ、ふざけ、笑われようとする。不器用な小心者のねじれた日常。

やってしまったぁぁぁぁぁ!!

なんか、また、いろいろあった(笑)

今夜はガチでウッカリをやってしまったよ…怒らせてしまったかな…。

2人だと思ってたら、1人だったっていうウッカリな(苦笑)
最悪だよな、それでとってくれたんだぜ?もー土下座だぜ…ほんと。あぁぁぁ。

そんな罪悪感で、
弟くんの3人配信を見てる自分。

罪悪感しかない。

ごめんごめんごめん…

好きな奴にこそ、こういう事をしてしまう、俺って最低。

ご飯食べたいーで共感する深夜

お腹が空き過ぎて、さえずっていた。

いつもより早く仕事が終わり(と言っても日が変わる前に終わった程度なので通常運転で遅い)、明日は自分の担当でもないしと、意気揚々と、余裕をぶっこいていたからだと思う。

米を研ぎ、炊飯し、炊けるところまで順を追ってさえずるバカがここにひとり。

時間と年齢考えろや!!と言われてもしょうがない、情けないさえずりを、妙なテンションでしていた。

「ご飯食べたいー」

・・・と弟から連絡が来る。

え?

ん?

あれ?

見てますよね、今のさえずり。
マジか。

前から薄々感じてはいた。仕事の方は見てると思っていたが、よもや個人のまで見ていようとは…マジですか。

とりあえず炊きたてのおいしいご飯の写真を送りつけて、優越感に浸る。

「たべたいー」

・・・カッコわるい、俺。可愛げないぞ。自分だって、とりあえず一人はさびしいのだ。にーさんは仕事モードだし、絶対こっちに気持ちが傾くわけもないのがわかっているから仕方がない。それが近づけば近づくほどわかる・・・最近、特に、さびしいのだ・・・言い訳。

仕事のことで声をかけたかったらしい。所用を済ます。

あ、そうだ、この間はだまって行ったしな(結果言っちゃったけど)と思って、とりあえず年末行くぜーと返した。勝手な思い込みだが、こういう仲間的なところで彼の仕事現場に行く人はそう多くない感じがしている。

いやーもう連泊でっせ、あっはっは!とちゃかしたら「俺の部屋に泊めてやる!」だって。

・・・・・・はい?

一瞬ドキッとしたものの、冗談だなと思って『マジかーww』などと乗っかって返していく。それからも謎のイラストが続くので、とりあえず乗っかる俺。おふざけは嫌いじゃない。

最終的に「抱いてやるぜ☆」と来たので、
『受けて立つわ!』と謎の返し笑。おまけに“21世紀にしてモテ紀の予感”とイラストを送り返してやった爆

そしたらまさかの「うそ!その気ある?」なんてきたもんだから、とりあえず憤慨と爆笑と照れとない交ぜになるっていう謎の感情。ちょっと嬉しいのが悲しい。どう考えたってさびしさ紛らわすための道具扱いじゃないか。その対象に置いてくれたとしても、感情が無いのは、さすがに、今の距離感で、後が辛い。

てなわけで、おいおいおいおい、お前いくらなんでも調子乗り過ぎだろうよ!!こっちがそれに照れながら「お願いします…」なんて言うと思うか!?そんなことしたら関係だだ崩れでしょうよ。その場のノリで抱かれてたまるかってーの!!と怒りのみがふつふつ。

ここまで来て、はっと気づいた。

デジャブだ。

2月のデジャブだ。



試しに石を投げいれてみた。

『・・・さては、酔ってますね?(壁ドン)』

「余裕で酔ってる^ ^」

・・・からかうのも大概にせぇ!!と憤慨しつつも、ちょっとだけホッとした。マジで言われてたら、すげー困るから。

まぁあとは酔っ払いに何言ったってしょうがないのだし、酔ってるのさえわかればこちらの発言の威力はその後さほど強くないので、ゆるく行くことにした。このへんの酒の入った時の動向は、年初め頃に嫌ってほど体感している。よもや彼がその時の様子を、俺がその後何度も反復していようとは思っていないだろうが・・・俺だって忘れらんねーんだよ、ぬくもりが。未だにニヤニやする。あんなことされるなんてことは、今後もないと思ってる。俺はね。

その後はセリフの往来だ。主に抱いて抱かれてくだりのセリフの往来 笑。何やってんだオレ。
そして、あのセリフの往来中に、なんで「ムカツクムカツクムカツク~!」って入れられなかったんだと後悔。舞い上がってたんだな・・・所詮好きって事らしい・・・甘いな、俺も弟に。

あとは2人組になって、5人組になって、こと切れた(コラ)ので寝たなと思ってこちらも寝た。

・・・・・3時かよ!!!

あっちは翌日オフだったかもしんないけど、こっちは本番だってーの!!いいけど。余裕ぶっこいてたけど。

明けての仕事は眠かった・・・(激反省)



これが電話だったらどうなっていたのだろうと思うと、怖い。その切り返しに顔見えない状態で、冗談交じりに切り返せるだろうか。気が無いわけではないのだから、戸惑うにきまっている。悔しいけれど、好きだからわざわざ先週末ぶっ飛んで行ったのだ。

事細かに性格を分析して、好みを嗅ぎ分けて、調査して、アナタの欲しているプレゼントを貢げるようなタイプじゃない。それは俺のすることでもないってわかってる。だから、今の関係に持って行った。その方が絶対に楽しい関係だってわかってたから。求めないって、自分の中で決めたんじゃないか。

それでも、どこかで兄さまとのことを思うと、こんな遊びみたいな構われ方でもありかもしれんと思う俺がいる。

つらいな。

ただ、1つ今回の事で気づいたのは、兄さまは「抱くわ!」と言っても、その後に「それしたら怒られるからアカンな」って歯止めをかけるのだ。リアルでも、文字でも、絶対に。思い人が1人じゃない上にお相手がいながら俺にセクハラまがいの事をしてきたこともあるけれども爆、そこだけはストップを必ずかけるのだ、あの人は。弟はちょっと本気入ってたように読めちゃったもんだから・・・酒入ってたとはいえ、少し怖かったな、というのが本音。わからん。結局はどちらとも、モテるし、遊べるのだと思う。トンデモナイ2人を見守ってるもんだな、俺も。これは一生幸せにならないな。つらたん。

翌日もフツーに電話がかかってきて、仕事の件を繰り返すので、笑顔で同じ文言返したった!!(゚Д゚)

俺の周りには、こういう人が本当に多い・・・前に言うたやん!wwみたいなね。

俺が細かいだけなんかもな…情けなー。



こうして、たまに、ドキドキさせられるから困る。そうして、ちょっとした優越感に浸ってしまう、自分は嫌いだ。

でも、そんなこともひっくるめて、この感情はあるって事やんな、と思う次第。


まだまだ受難は続きそうだ。

それは優越感を得たいからなのか。ただ、愛は深まる。

立ち見が100人入ったというさえずりを見かけた。
そこへ関心を向けていた人達が・・・一斉にざわついていた。

俺もその一人だ。

どう考えても週末にかけての平日は無理だが、週末から休み明けなら行ける!と思った。幸いボーナス時期だ。なんとかなる。

保険をかけて日月で行けばよい。そうすれば3回は挑戦できる。

みりんぼし仲間にも聞いた。「行った方が良いって!!」と背中を押され、詳細を教えてくれた。

決まれば早い。

「遠征バカをなめんなよ!」と誰に言うでもなく呟いて、一気に予定を決めた。身体にいちばん無理のない予定にした。最近、体の疲れが精神にも来ているので、たまには…と、帰りは宿を取った。いつもなら、待合所で座って寝るんだがww

日昼はおそらく170近くはいたと思う。俺は多分半分くらいで呼ばれた。あとも立ち見で入ったっぽい。夜にお隣に並んだ人が、残り30人くらいで立ち見で入ったといっていた。全部入れたのではないだろうか。自分は関係者席の隣だったので、本当にギリで滑り込んだのだろう。しかもおそらくその隣の隣くらいにみりんぼし氏がいたと思われる笑。うそだろ~。劇場を出て、さえずりで気が付いた。挨拶したかったわ!!(そこか)

昼は・・・さすがに黙っていた。あと2回あるのだ、さすがにあと2回行くとか言えない。

夜はすんなり入って座った。ちょうど、弟が日替わり担当の日だった。輝いていた。とても楽しそうに。そして、ネタが秀逸すぎて大爆笑した。素晴らしいネタだった。それが、なんだかとっても嬉しくて、思わず伝えた。言わずにはいられなかった。こっそり行くつもりだったのに・・・そういう時は、大概なにかしらあって、伝えたくなってしまう。追っかけか。でも、普通は行く前に言うものだよな・・・と思って、いつもそれを忘れてる自分に腹が立つ。
「ごめん!調子悪くてソッコー出ちゃったよ」との返事に、もしゆっくりしてたら「おいでよ」とか言われたのだろうかと無駄に、ありもしないことを考えてしまった。

「裏側おいでよ!」と言われるのを少し期待しつつ、いつも先に言わないのは「いや、行ってはダメだ。その領域は越えてはいけない。」と謎の予防線を張っているからだ。自分も、その辺の境目は、いまだにわからない。


***

梅雨の作品の時は、制作ともかんだから、挨拶へ行った。
自分も作った一人だという自負があったから。行っても良いだろうと。

あの時に何か一つ乗り越えてしまったような感覚は、正直ある。

今までは触れてはいけない領域だった、彼の世界。前に「裏側にもおいでよ!」と言われた時に『いや、あくまでも客で行きたいんで。』と拒否したことを、実は、あれでよかったのかと未だに悩むこともある。だけど、やはり気がラクなのだ。あくまでも趣味。作品を観る方は。

未だ憧れはある。

俺が音どらまに執着するのもそれが理由だ。演じること、演じる人を見ること、そこに演出を付ける事、話を転がすこと、音を付ける事、お話を作る事・・・自分はそれが上手く出来ないから、いまだに憧れを抱いている。関わってきたし、今も関わりたいと思っているけれど、踏み込めないのは憧れでしかないからだ。中に入れていない。

だから、踏み込めない。

それが1つ。

もう1つは、そちらで応援している人の方が断然多いという事だ。関係者なんかで入ってしまったら場合によっては、変な目を付けられかねない。目立ってはいけない。ただでさえ、異性の目は怖いのだ。


***

結果的に、喉がギリギリなのは見ていてもわかったので、それでよかったと思う。そこに押し掛ける気はさらさらないし、向こうも迎える気など一切ないだろう。
ただ、日夜の姿が可愛過ぎて、チビを書いて送った。少しでも、喜んでくれたらいいし、それで明日のエネルギーになるならいいと思った。お金をかけない形で申し訳ないけれど、その分時間を費やして元気に出来たらいい・・・かもしれない。

美しいお顔は書かなかったけれど、俺にはそれでも充分行ける構図があった。それで、あの可愛さと嬉しさは伝わると思った。無心で書いた。翌日朝に贈った。

いつもはすぐに上がることが多いが、そのままその日は終わった。他の人の素敵なお顔が上がっていた。愛だなぁと、ほっこりした。一体どれくらい時間をかけたのだろう。愛しかなかった。こっちの方が何十倍もステキじゃないか。負けたなと思った。やはり、応援している人の想いはすごい。応援している人の真似事をしてはならぬなぁと、身に染みて感じた。

おちつけ、お前さん。よいではないか。お前のの気持ちが、彼に伝わっておればよいのだ。言葉で表現できないあんたの、唯一の感想なのだから。と、自分をたしなめる。かっこわる。

ちょっとした安心と、ちょっとした寂しさがあった。

俺より上手い人間なんてごまんといるんだ!!わかってるのに、寂しいのは、優越感に浸りたいからなのか?最近自問自答を繰り返している。情けない。歳かな。

もやもやが晴れないので、ダメ押しに違う絵柄をもう1枚送った。ああ、バカだ。完全に嫉妬出しまくってんじゃねーか。


やはりちょっとした期待で、送ってしまっている自分に気づく。情けない。人間の嫌なところがにじみ出てしまっているようだ・・・あぁ。




そして、見事チャレンジした3回を見終えて、無事に地元へ帰ってきた。

ラストは仕事真っ最中。入るまでも、出るまでも、一切チェックなどできなかった。



皆がぽつぽつ終わったさえずりをし始めた。打ち上げに行く前の報告だ。



やっと過去のさえずりを遡る。

・・・やられた。

最後の本番前に使うなんて予想してなかった。あぁ、もっと素敵な絵が、きっとあっただろうに・・・。

これだから、困るんだ。でも、俺がダメ押ししたから仕方なく使ってやったのかもしれない。わからない。

わからない。ただ、あの人は天然で、こっちが振り回されてることなど、100も承知している。

俺、カッコわる。そして・・・胸が痛い。

めんどくさいやつだと、思われたかもしれない。あぁ。仕事やりにくくするぞこれ。愛が偏って行く・・・。

そしてこれがまた悲しい事に、彼を応援している人の多くは拡散していないし、共感もしていないのだ・・・それでも共感800とか行くのだからすごいけど。書いたのが誰かわかってるんだよな。だから、嫌悪感出してるんだぜ。わかってんだ。だから、つらい。

と、ここまで書いたが・・・自分はどうしてほしいのだろうな。

ただその人に見て欲しいのか、繋がってる事を見せびらかして欲しいのか、それで優越感に浸りたいのか、その人を利用して多くの人に見て素敵ねって言って欲しいのか・・・

なんなのだろうな。わからない。

ただ揺るがないのは、感動の表現の最上級が絵にすることだってだけだ。



好きを強くして、迷いばかり増やした。

この作品のせいで間違いなく、色んな意味でロスった。

行ってよかったが、決して人には話せない。。。

好き過ぎて涙出ること、あるんだ。

好きすぎて涙が出るとか、あるんだ、と思った。

 

今夜の人志松本はきみだー笑

 

だとな。

 

そんな、そんな、大御所と一緒にしてはいけないよ。と思う反面、あの人にとってそれに価するのが俺だと言うのならば、これ以上の褒め言葉はないと思う。

 

愛おしくてたまらなくなるではないか。

 

溢れてしまう。

 

忘れようと、蓋をしてきた感情が、

 

溢れてしまう。

 

・・・わかっている。

 

高揚感で高まってる時の言葉でしかないから、それが冷静な言葉じゃないと思わないと、こちらの気が狂う。

 

同志で居たいのに、惹かれてしまう。

 

好きで好きでたまらなくなってしまう。触れたくなってしまう。

 

ダメだ。わかってるだろう。

お前は今、そういうポジションではない。

 

あの人のためになることが出来ない、頼るだけの存在になってしまったら、異性を出してしまったら、それはお別れを意味するという事を。

 

 

今までのバイオリズムをずっと考えていた。

 

 

最初の飲み会は、きっと異性扱いだったと思う。結婚観から最近の恋愛、互いのダメなところを話して、意気投合した(苦笑)そして、携帯の待受けに嫉妬されながら、荷物を取り出せない俺に付き合って、夜を明かしてくれたんだ。

 

その後は、無性別が続いたように思う。

 

一番接近されたのは、おそらく今年のトークイベントだ。

 

あの、ベロンベロンに酔っ払った兄弟にベタベタと触られるわ抱きつかれるわこれから抱きます宣言されるわで、今だから笑い話だが、普通にただのせくはら行為だった(苦笑)こちらがシラフでよかったよ。酔うと寂しがり屋発動が激しいのは前から知っているが、まさかこちらにドーン!と当てられる日が来るとは思ってなかったからな。いや、俺で紛らわすな、お前ら。

 

で、その後の渋い5人飲みの時だ。

あの時も上機嫌にまあまあ酔ってたが、触られた時は流石にびっくりした。

今でもあの時、酔ってるから嫌、などと言わなければよかったと後悔している。あれから、ほんとに異性扱いが無くなった。良くも・・・悪くも。

 

軽いヤツとは思われたくなかったし、酔った勢いは苦手だから。・・・失敗したと思っているけれど。

 

また、あんな風に酔ってイチャイチャ遊びができる日が来るだろうか・・・いや、無さそうだ。

 

 

少し、凹む。

闇からの手招きが見える。

やはり自分に毎日は難しかったらしい(笑)この数カ月いろいろあった。記録のために、メモ程度だが、さかのぼっておく。

 

というのも、また落ち込みが始まり始めたからだ。これは、年末年始に死にかけるフラグだ。昨年と同じ落ち込みほどの恐怖はない…昨年の今頃から違和感を覚えていたのはよく記憶している。

 

兄弟が来た時は、忙しさと楽しさで誤魔化していたのが、ロスで一気に吹き出したのが12月だったのだ。あわせて新コーナーが始まってどん底に突き落とされた。

 

忘れもしない。

 

客のために喋るのはやめて、会社の会長のために喋ればいいんだよと部長が言い放った時期だ。合わせて、コンビが自分たちに出来ない事をやらせるなとごねて当たり始めた時期と被る。

 

クソだと思ったと同時に、横暴な人間に振り回され始め、自分を殺さなきゃいけなくなった時期だ。つらかったな。

 

年明けは飛び降りるのと首くくるのとどっちがいいかな、薬は苦しいかなとか考え始めたもんな。頑張ってることがわがままの極みと罵られ、愛しいものを仕事で触れれば私物化したと否定され、経験からのすべてを否定されて貶されてく感じに耐えられなくて死にたくて、あれはつらかった。

 

嫌なのに、それが闇からおいでおいでしてるのが、今わかるから怖い。

 

ど、どうしたらよいのだろう。

名実ともに仲間入りした唯一の瞬間

社長に予定より早く呼ばれた。
早く呼ばれて良い事を言われた試しがなかったから、嫌な妄想ばかりがよぎった。

「やっぱりレギュラー辞めたいんだけど。」
「本人達との直接のやりとりやめてくれない?」

とにかく悪い事ばかり過ぎって前日の夜から胃が痛かった。



・・・結果から言うと、関係者で来てくれとの申し出だった。



・・・・・はい?



・・・・・・遅くないか?
・・・・・・・遅すぎるね?
それ、1年前に言うべき事だよな??

向こうの言い分は「アナタはお金を落としたいだろうけど」だった。

いやいやいや、そうだったとしても招待しますからって押し通すのが、お世話になってるそちらの示す態度でしょうよ(苦笑)

何、お金落とさせてきたんだよ。


ちなみに、あとでわかる事だが、その落としていたお金の数%しか本人のもとに渡っていないことが判明する。応援している人には口が裂けても言えない。あれだけ客にお金使わせておいて、本人に入ってないお金が存在するなんて…どんだけだ。やはり黒すぎるぜ、業界。


話を戻そう。


恐らく向こうは、いち地方人の俺が年に数十回と通いながらレギュラーの仕事を継続させるなどと思っていなかったのだろう。こっちは往復最低2万で顔出して、ついでに仕事もして帰ってる(自腹)ことなんてオープンにしてるわけで、「もう、チケ取らないでいいですよ、今度こんなライブがあります、どうぞお越し下さいね」と言うのが筋じゃないかとは思ってはいた。驕る気はないけれど、誰よりも貢献してる関係者だという自負はある(苦笑)こちらも言われないならと意地になっていた部分もあるが。

言い出せなかったのにも理由がある。それを向こうも知らないとは言わせない。

俺がもともと長年のファンだからだ。

だから、こちらから申し出出来なかったのである。だって、もともとファンで、関係者になって、どんな公演もホイホイ行かせてもらうなんて虫がよすぎるだろ?そんな軽いヤツだと思われたくなかったし、同じファンが見て、コイツそのために近づいたのか、などと思われたくはなかったから。


しかし・・なぜ急に言い出したのだ。


昨夜のライブ後の動きが気になった、というような話だった。まぁ、簡単にいうと、客で入ってる人間が楽屋に入るのは、知らない人が見たら変に見えるということだった。こっちは顔パス程に皆さんに認知されてて、それいうか。


じゃぁ、最初から招待してれば何の問題もないだろとこっちとしては思ったけど、ぐっと飲み込んだ。
もともと招待してくれ、なんてこちらから言えるわけがないんだから、チケ買って入るしかなかったじゃないか。


「異性のファンが大半じゃないですか。」
『・・・そうですね。』
「いろいろと勘違いされても嫌じゃないですか」

それ、今、言う?

こちらは嫌ってほど気を使ってきた事を、今、言う??

同じ話を3回くらい繰り返して、もう、もうわかりましたから!!ね?と強引に終わらせた。そんなの言われなくても、胃に穴が開くほどには気を遣ってきたことだ。

貴方たちが、お客さんが異性であることを意識しなさすぎたよ、この1年、と思う。

***

数ヶ月前、レギュラーを辞めたい云々で軽く揉めた時に、1人のスケジュールが無理なら、もう1人だけでやるのはどうかと持ちかけられた。それは最悪のパターンで。でもなしでは無いですよ、と言った時に、社長はこう言い放ったのだ。

ウチに新人の異性の子が居るんで、アシスタントにつけるのもいいんじゃないですかね。

・・・はい?

何言ってるんですか?!と正直に叫んだよな。ファンが異性だらけなことはご存知ですよね?これからって大事な時に、相方がおやすみでその代わりに誰かわからない異性の新人がつく!?ありえないです!!!ファン減らしますよ!!?と。

あれを提案する人が俺に忠告できるようなアレではないと思う…。

***

機材の確認をして、あとは楽屋で待機。

レギュラーの収録。

やはり、目の前で打ち合わせして台本を前にして仕事すると内容の充実がはんぱない。良い。離れていることそのものがネックだなと思った。

昨日、チケ買ったしなと、半券でサイン貰える日だったなとお願いしたら、弟に苗字をガチ間違いされた(笑)嘘だろ!?(笑)多分、漢字が書けなかったんだ。なんていうか、ほんと、天然がひどい(苦笑)

楽屋は、レコ社の社長のおもてなしもあって、和気藹々だ。まったりした空気が流れる。


あぁ、関係者という立場でここにいるだけで、こんなに変な気を張らなくてよいのかと、心底ほっとした。これが半分客だと、とんでもなく気を遣うのである。

仕事スイッチも入れられた。これが一番気が楽だ。

イベントも無事終わった。

客視点は一切ないが、それで良かった。

軽い打ち上げな雰囲気で皆で談笑した。

まさかコレが皆との最後になるなどと、思ってはいなかったが・・・

弟がトークイベントに行くのを知っていたから、後に自分も予定を入れていた。
え、どこ行くの?と弟。いや、じつはみりんぼしのライブに、というと、ええ!?と驚かれた。あぁ、アイツも来年大きな舞台だったな(笑)と笑われた。すみません。

兄さまとは、あまり話さなかった。一応、翌日別で会う予定を入れていたから。


みりんぼしのライブにタクシーを走らせた。


ライブ後、久しぶりにお邪魔できましたというと「お仕事大変そうですね、頑張って」と言われ、ポカン・・・。なぜこちらでまで俺は仕事人間という認識なのだ。



結果、充実した1日となった。

なにより、名実ともにクルーの仲間入りができたのだと思い、ほっとした。


それが数日うちに暗雲立ち込めようなどと、誰が予想しただろう。

束の間の安心であった。

渋谷の聖地での違和感

先行でチケットは買っていた。

大して良い番号でもなかったので、ギリギリまで、たなかみりんぼしくんのファンの人とご飯とお茶。間際にわかれる。

 

入口にはお花。花屋さんには良くしていただいた。ありがたい。会社より少し高くしたのは、部長が花を出したがらなかったからだ。何が交際費がないだ。飲み会や外部スタッフの奢りを領収書切って自腹一切きらないことを私は知っている。デカイ会場でのライブ、レギュラーの仕事先が贈らずしていつ存在を表に出すのだ。大事にしてることを形で示せる時にせねば失礼ってもんだ。金使う所間違ってるんだ、あの人は。有志に声掛けた。ありがとう、皆。

 

追っかけの常連さんとウチだけのお花だった。バルーンはよく名前を見なかった。なんだか拍子抜けしたが、大きなライブだ。ここで出さずして会社の顔が立たん。

 

PA卓前で飛んで跳ねて楽しんだ。

 

でも、なんか違和感があったのは、ただ彼等の音楽を純粋にファンとして楽しむ視点では参加出来なくなってることを意味してたと思う。それを感じて、とても自分の中で冷めたところがあった。自分自身に。

 

あと、なんとなく、会場のノリ方に個人的には違和感もあった。

 

大阪のバンドは大人だった。自分は嫌いじゃない。メインが子供に見えるほどだ。良くも悪くも。

 

去年のハロウィン時期のライブを思い出した。200キャパがやはり彼等の性に合ってるんじゃないかと思った。実際、200そこそこの入りだったらしい。会場だけデカくしてもしょうがなかろうよ。ストーリー作ってあげなよ。

 

ただ、渋谷の聖地での夢のライブだ。そのまま黙って帰るわけにもいかない。

 

ファン友にも出会ったが、流れで偶然見つけた知り合いに声をかけた。

「貴方ほどの(仕事相手)人は顔パスでしょ!?」と言われ苦笑い。そのまま引き連れてもらって本人達の元へ。友人にはごめんと一言。

 

実は、そういう気遣いは事務所にされたことがあまりないのだ(笑)これまでの経緯が複雑故に本当に最近まで仕事相手として見て頂けていなかった。それならチケット買ってお金払ってその対価できちんと楽しんだ方が何よりよいわと思っていたし、最新情報を聞いても全然教えてくれないから(ツイートで知ることも多く、発表前に教えてくれなきゃ動けんだろうよ!と思うことは多々あったし、何度もその経緯は話したけどね、伝わらなかった・・・)、現場のライブの打ち上げの方が余程情報収集できたし、お金は落とせるし良いと思っていた。それだけ動いても、勝手にマメに動いてる人くらいの認識だったと思う。追っかけに近い見方をされて来たのではとも思う。悲しいけど。自分は、仕事をするとなれば全力愛すだけなのだがな。伊達に往復2万とかで動かねえよ。絞れるもん絞って仕事に生かすわ!

 

だとしても、現場の人間で知らない人はいないけども・・・勝手には動けないからさ・・・。

 

楽屋ではあちこちから、来てたんだー!の声。えぇ、来ましたよ。夏休みはここに使いましたとも。

 

愛すべき姐さんに声をかけて、案内してくれた人と外部スタッフと挨拶して姐さんにあとはぴったりくっつく(苦笑)彼女は兄さまにずっとついて手伝ってる上に他現場もほぼ顔パスな頼れる人で、信頼出来る人だから。

 

弟は季節柄肌荒れに困っていた。先日の舞台の話になる。

来てくれたんだねー。

行きたかったんです、シェイクスピア

と軽く話す。

流石に京都に行けなかったから千穐楽飛んでいきましたなぞ、言えなかった。言う必要もなかろう。

 

そして片付けて・・・なお、打ち上げに誘われない違和感。

 

姐さんと、何故?と。いつもは普通に呼ばれるのに社長が一言も言わない。その役割を部下に押し付けたらしいことを後で知るのだが(苦笑)本人達にはおいでよーと呼ばれる。

 

 

弟とゆるゆると来年の話をする。頑張れ、あれも大変な作品だ。稼ぐぞーってなかなかスゲー事言ったな、あんた。

 

で、何も知らず会場前まで連れてかれて、店の前で事務所の部下に断られた。おい。

 

後でわかることだが、撮影が入っていた。俺たちが映るのはまずかったのだな、と認識して後でそれを話したら、そうじゃないんですと言われて。未だに謎だが、後でわかるめんどくさい問題が多少絡んでいたのではと思う。てか、ダメならダメと先に言ってくれよ。あれは流石に、ものすごい客人の対応じゃなかったよ…?(苦笑)

 

 

姐さんとサシでカフェで2時間半ほど喋り倒した。不信は今に始まったことじゃないし、PRの下手さも知ってるから、それについての議論。ダメなところがどちらにもある。

 

そういえば、社長にも兄者にもお花の事何も言われなかった…下手したら、社長は見てもない。弟は写真をあげてくれたから、見はしたかな。兄者はよいとしても、問題は社長だ…と思った。俺が若いからって舐められてるとしか思えなかった。悔しい。

 

明日はファンの集いだ。仕事で行くと決めている。楽しもうとは思っていない。

 

・・・社長が予定より早く来てくれとの連絡。何言われるのだろう。怖い。